神戸元町リリーフ整体院

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コラム

体の知識(47) 胸部の筋肉(2)

2022/02/25

こんにちは。

神戸元町リリーフ整体院です。

2月ももう終わりに近づいてきました。

今年は年明けからいろいろありますが、気が付けばもう2カ月過ぎようとしています。

いつになく時間が経つのが早く感じられます。

 

さて。今日は久しぶりに座学の勉強をしていきましょう。

前回は昨年の12月に書きましたが、胸部筋肉の浅層筋を見ていきました。

今回は胸部筋肉の深層筋です。

 

※胸部の深層筋

 

(1)外肋間筋

 

 

・外肋間筋は各肋骨の間隙にあり、上位の肋骨から下位の肋骨まで下内方に筋が走っています。

この筋は肋骨を安定化させており、また呼吸運動の際は吸気時に肋骨を引き上げます。

主に胸式呼吸時に働く筋肉です。

 

(2)内肋間筋

 

 

・内肋間筋は外肋間筋の下層にあります。筋の走行は下位の肋骨から上位の肋骨へ上内方へと走っており、この筋も肋骨の安定化に役立っています。

内肋間筋も呼吸筋の一つで、この筋肉は呼気時隣接する肋骨を引き下げます。

特に強制呼気時に働きます。

 

(3)その他胸部深層筋

 

 

上記3図『骨格筋ハンドブック』原書第3版(南江堂)より改編

 

・肋下筋、最内肋間筋、胸横筋は肋間筋群の最深層を形成しています。

いずれも強制呼気時に作用すると言われています。

 

如何でしょうか。

これら大胸筋の下にある胸部の深層筋は主に胸郭の安定化と呼吸運動の際に働いています。

他にも呼吸運動として働いている筋肉は胸部背面にもあります。

また、呼吸筋として最も重要なのが横隔膜です。

胸部の深層筋は多いので、この辺りは次回の座学で引き続き説明していきたいと思います。

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