体の知識(1) 骨について
2020/02/07
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院の神戸です。
ホームページが公開されてはや十日。
サービス説明以外にコラムも何を書こうかいろいろ悩むところですが、皆さんに『体』に関する知識も提供できればと思い、週に何度かは知識として勉強になることもお伝えしていきたいと思います。
まずは人の骨からです。
骨の説明はホットペッパーのブログにも載せていますので、ここでは簡単にご説明いたします。
人の体は凡そ、200個の骨から構成されています。
1.骨の役割
・支持・・・骨は身体の支柱としての役割を持っています。
・運動・・・筋肉や靭帯などと関節を構成し、関節運動を行います。
・保護・・・内臓器官の保護にも役立っています。例えば頭蓋骨は脳を、胸郭は心臓や肺などを保護しています。
・造血作用・・・骨の中には骨髄が存在し、骨髄には血球を作る造血作用があります。
・電解質の貯蔵・・・骨にはカルシウムやリンなどが貯蔵されています。
2.骨の種類
・長骨・・・細長い棒状の骨のこと。上腕骨や大腿骨など。
・短骨・・・塊状の骨のこと。手根骨や足根骨など。
・扁平骨・・・板状の扁平な骨のこと。肩甲骨など。
・含気骨・・・骨の内部に外界と交通する空洞を有する骨のこと。前頭骨など。
3.骨はどのようにしてできているか?
骨の形成には2種類の細胞の働きが関与しています。
すなわち、
・骨芽細胞・・・骨の形成を行う。
・破骨細胞・・・骨の吸収を行う。
古くなった骨の細胞を破骨細胞が破壊し、新しい骨の細胞を骨芽細胞が作っています。
骨芽細胞は骨を形成していく過程で、カルシウムやリンを新しい骨に付着させていきます。
破骨細胞は骨を破壊していく過程で、これらを溶かしていきます。
カルシウムやリンが足らないと、骨を形成する上で、栄養不足となり、結果骨が脆くなります。
このように、私達の骨は古い細胞を新しい細胞へと置き換えながら、その形態を維持し、様々な役割を果たしているのです。