運動不足が身体に及ぼす影響
2020/02/09
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院の神戸です。
今日は『運動』をテーマにして、述べてみたいと思います。
皆さんは『運動』と聞かれると何を想像するでしょうか?
『運動』とは『体を動かすこと』です。
体を動かすと、一言で言っても、日常生活での動作から散歩やジョギング、ラジオ体操のような負荷の軽いスポーツ、あるいは野球やテニス、格闘技などと言ったような激しい動作を要求されるスポーツなどこれらはすべて幅広く『運動』です。
そして『運動不足』は不健康の元、とよく言われてます。
それでは『運動不足』は身体に対してどのような変化を及ぼすのか。
見ていきましょう。
※運動不足が身体に及ぼす影響
・呼吸・循環器系機能の低下
運動をしていないと、心肺機能が低下します。
マラソン選手が長距離を走れるのは日々のトレーニングで、心肺機能を高めているからです。
逆に、久しぶりに走る人はよく『息が上がる』と言いますが、それは心肺機能の低下を意味します。
・筋肉の機能低下
運動しなければ、使っていない筋肉は委縮し、筋力も低下します。
分かりやすいのが久しぶりに体を動かしてみたら、体が硬かったというやつです。
運動不足でその動作に必要な筋肉が萎縮して柔軟性が低下しているのです。
当然肩凝りや腰痛の原因にもなります。
また、足がつったり、筋肉痛になってしまったというのも筋力不足や筋の疲労から来るものです。
・骨の機能低下
運動をしない人は骨ももろくなります。
寝たきりの生活が続く人や高齢で運動量が減った人が歩こうとしたらつまずいて骨折しました。
とかよく聞く話です。
・代謝機能の低下
代謝機能の低下は全身に様々な悪影響を及ぼします。
例えば、基礎代謝量が低下すると、糖代謝が低下し、肥満を起こしやすくなります。
肥満は成人病の原因です。
また、体力の低下、免疫機能の低下など、事故や病気に対する抵抗力が衰えます。
いろいろ書いてしまいましたが、つまり何が言いたいかと言うと、
『体を動かさない生活が続くと、ろくなことになりません』
と、いうことです。
現在の日本社会ではパソコン作業のようなデスクワーク、飲食業のような立ちっぱなしの仕事、また重い荷物を持ったりする仕事など。
全体的に運動量が少なく、長時間同じ姿勢や同じ負荷を要求される仕事が多いのです。
我々は慢性的な疲れを貯めやすい社会の中で生きています。
自分自身の健康と向かい合う意味でも、日々の生活の中で少しでも身体を動かしていくことを意識付けしていくことは大切なことです。