コラム
体の知識(58) 股関節の動き
2023/03/24
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
3月も終わりに近づいてきました。
最近家から仕事場に通勤している途中、桜が咲きかけているのが目に留まります。
春ですね。
さて、今日も座学の続きです。
今日は先日お伝えした通り、股関節の動きを見ていきたいと思います。
※股関節の動き
股関節の動きは大きく6種類に分かれます。
・股関節屈曲・・・言わゆる太腿を上げていく動作。
・股関節伸展・・・太腿を反らしていく動作。
・股関節外転・・・太腿を外側から上げていく開脚動作。
・股関節内転・・・太腿を内側へと戻していく動作。
・股関節外旋・・・太腿を外側へと回旋させる動作。
・股関節内旋・・・太腿を内側へと回旋させる動作。
以上の動きから股関節の基本的な運動は成り立ちます。
これらの動きに作用しているのは骨盤の筋肉なのですが、それらは元々足一本を動かすほどの筋力を備えているので筋バランスが崩れると足の歪みにも繋がります。
例えば股関節の外旋の力が優位になって姿勢に影響すると足はO脚(蟹股)に、反対に内旋の力が優位になるとX脚(内股)になります。
また骨盤の筋肉が硬くなると背骨を下側から引っ張る力も強くなり、背骨の歪み、引いては腰痛の一因になります。
当院で腰痛のお客様を診ている際、自分は股関節の動きをいつもチェックしているのですが大抵の方はこの股関節の可動域が減少しています。
如何でしょうか。
股関節の可動域改善は腰痛予防に非常に役立ちます。
腰がしんどい人は是非当院へご相談くださいね。
それでは今日はここまでです。
次回の座学からは股関節周囲の筋肉を見ていきましょう。