換気と二酸化炭素濃度(2)
2022/02/11
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
さて、今日は先日説明した『換気と二酸化炭素濃度』の話の続きです。
前回は何故二酸化炭素濃度が換気の基準になるかについてを述べました。
今回はそのことを前提に、厚生労働省で定められている換気の基準について説明していこうと思います。
※厚生労働省が推奨する換気の基準
厚生労働省HPより 000618969.pdf (mhlw.go.jp)改編
厚生労働省では、ビル管理法における空気調和設備を設けている場合の空気環境の基準を利用しています。
ここで着目するのが赤線の部分です。
・二酸化炭素の含有率が1000ppm以下(多人数空間では1500までは許容範囲という説もあります)
・温度が17℃以上28℃以下
・湿度は40%以上、70%以下
これらの数値を目処に室内の二酸化炭素濃度、室温、湿度を設定することが推奨であると述べています。
※二酸化炭素濃度計測器
そしてこのような室内環境を計測するのに便利なのが二酸化炭素濃度計測器です。
当院も先日ようやく購入できました。
当院の計測器は『株式会社Tokyo MB』様の製品ですが二酸化炭素濃度と室温、湿度を計測器で表示できるので便利です。
二酸化炭素濃度測定器 エアークオリティーモニター | 株式会社TokyoMB
実際計測器を見て当院の換気のタイミングも確認中です。
現状当院はスタッフが自分一人なのですが、一人でいても大体90~120分くらいで室内の二酸化炭素濃度が1000ppmに近づきます。
少人数な分二酸化炭素濃度は急激には上がりませんが、それでも2時間に1度くらいは換気の機会を設けておくのが確実なのかもしれません。
とまあこんな感じで。
最近は新型コロナ感染対策の為室内環境にも何かと気を使ってます。
今のところお客様の来ていない時間帯を狙って窓を開けて室内換気を実施していますが、今後季節が変わった時などはまた改めて他の換気方法や室内環境に関しても試行錯誤していこうと思ってます。