今月は首がしんどい人が多いです。
2021/06/19
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
今月当初は雨が降る天気が多いのかなと予想してはいたのですが、思いのほか晴れの日が多かったです。
しかし蒸し暑い気温が続いているので、疲れを溜めてしまっている人が月の後半になって増えてます。
最近は特に症状で多いのは『首』。
首が疲れて片頭痛や気分の悪さに悩まされている人がいます。
首の疲れはデスクワークやスマホ操作の時間が長い人によく見られる猫背姿勢だけが原因ではありません。
新型コロナ感染対策の為皆マスクをしています。
このマスクの着用も首が凝る原因の1つです。
今日はマスクのデメリットを見ていきましょう。
・顎の歪み
マスクをすることにより人前で喋る機会が少なくなって顎を使わなくなります。
また元々噛み締め、歯ぎしりの癖を持っている人は顎を悪くしやすく、マスクの着用が更に拍車をかけます。
顎関節の筋肉で緊張を起こしやすいのは咀嚼筋です。
咀嚼筋が硬くなると顎関節の動きは悪くなり、開口動作の不調、首の筋肉の凝り、引いては顔の歪みに繋がります。
・呼吸をしにくい
呼吸もしにくくなります。
特にこの時期梅雨で外の湿度は高く、血流が滞りやすい要因であるが上に、マスクで呼吸をしにくい状況が続くと体内の循環が余計に悪くなってしまいます。
首から頭への血流がうまくいかなくなると、片頭痛や気分が悪くなる原因になります。
・熱中症のリスク
マスクを着用したまま高温下で体を動かすと水分が消耗し喉が乾燥します。
熱中症のリスクが高まります。
水、塩分、糖分の補給に気をつけておくことが必要です。
新型コロナ感染対策でマスクの着用を推奨されている時期に、このようなことを書いていいか少し迷いました。
ですが、現状首や肩凝りにお悩みの人が多いのでその原因を理解してもらうべく書きました。
勿論自分は院の感染対策でマスクをつけてもらうようお願いしているので『つけないでください』とは言えません。
ただ、物事には何でもメリット、デメリットの両面があります。
マスク着用のデメリットを理解してもらった上で、日頃から顎の動きに気をつけたり、噛み締めの癖などを治していただくことも首や肩凝り予防策の一環となりますし、必要な栄養を補給しておくことも体の健康管理に繋がります。
今ある環境で体の為に何をしていけばいいのか。
そのことを知ることが大切です。