温めることの効果
2021/03/11
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
今週はいい天気が続いているので昼間は暖かくて心地いいですね。
人は寒い時外になかなか出たがりませんが、暖かくなると外に出て体を動かしたくなります。
それは人だけではなく、動物も同じです。
例えば熊など一部の動物は冬場になると『冬眠』という行動に入ります。
寒さは生物の行動意欲を低下させる要因です。
また動かないことで血行が滞りやすくなりその結果疲労が溜まったり、筋力が落ちたりなど二次的な健康への弊害も生じます。
肩凝りや腰痛などの慢性的な疲労を改善させるためには体を温めることが重要です。
温熱は筋の血行を促進します。
血行をよくすることで、体の中に酸素や栄養が十分に供給され、老廃物も流れやすくなり、体の疲労を軽減することが望めます。
当院では温熱による疲労改善効果も見込んで、ホットパックによる温熱療法を用意しております。
基本的には施術と合わせて、このようなホットパックで腰や肩など疲れが激しい箇所を温めています。
お客様からはよく『温泉に入ってるみたいだ』とご好評で、温めるとすぐに寝てしまう人も多く、目に見えてリラックス効果は高いです。
※温熱療法の禁忌
循環の改善効果を望める温熱療法ですが、禁忌もあります。
それは怪我をして炎症を起こしている個所などに使うことです。
熱をもっているところを温めると、炎症を促進させてしまいます。
例えば、投球練習で肩を酷使した野球選手などは使い過ぎて熱を持った肩に『アイシング』(冷やす)処置をしているんですね。
冷やすことで炎症してしまうのを抑えているのです。
ですので、なんでもかんでも温めればいいというわけでもありません。
このような禁忌条件を踏まえて、当院では問診時お客様にお体に怪我をしている個所があるかどうかもお聞きしています。
特に受傷の直後は温熱療法は注意しないといけませんので、お怪我などをお持ちのお客様は施術の前に予めその旨をお教えください。