カウンセリングの注意点
2020/02/24
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院の神戸です。
今日は先日のカウンセリングの話の続きをしていこうと思います。
先日はカウンセリングの基本的な内容を述べました。
それでは今日はカウンセリングの進め方の注意点を説明していきましょう。
(1)具体的に何を聞けばいいか?
先日、カウンセリングではお客様に『5W1H』をお聞きするのが基本だと言いました。
では施術前にどのような内容を確認していったらいいのかをお伝えします。
・お客様の基本的な情報
お名前、年齢、性別、職業など。
・愁訴の内容
『肩凝り』、『腰痛』、『膝痛』、『片頭痛』などお客様のお悩みの内容です。
・発生機序
そのお悩みがどのようにして発生したのか?
・発生日時
いつから発生したのか?
・部位の様子
お悩みの個所の状態。痛みがあるのか?凝っているのか?熱をもっているのか?など。
・影響因子
仕事の内容、姿勢、生活習慣、趣味、食習慣など。お客様の生活内容をお聞きし、お悩みの影響因子を考えていきます。また、他の病気や怪我の既往歴なども影響因子となってくることがあります。特に他の疾患がある場合は、家族歴も確認しておいた方がいいです。
・お客様の要望
そのお悩みに対するお客様のご希望も確認しておく必要があります。『肩凝りを楽にしたい』、『痛みを取りたい』、『動かせるようになりたい』など。
以上のような質問を、お客様から情報として聞き出して整理し、その内容に沿った施術や指導を考えて行っていきます。
(2)カウンセリングの注意点
・相手の目を見ながら話す。
・相手の言葉に共感と理解を示す。相槌は重要です。
・言葉使いに気をつける(かみ砕いた分かりやすい言葉や話す声の大きさ、速さなどにも心がける)
・清潔感のある身だしなみを心がける(無精髭やピアス、口臭、汚れた施術服などはNG)
・腕組みや足組みなど相手に不快感を与えるような行為は厳禁です。
・相手の話を聞いて、その内容を整理し、確認する。
カウンセリングも人と人の対話です。
特に初めて来られるお客様には、初対面の第一印象がとても大事です。
イメージが悪くならないように、普段の自身の外見や言動から気を付けていきましょう。
※くれぐれも『取り調べ』ではありませんので、こんな感じでお客様を威圧しながら問い詰めるのは絶対にやっては駄目です!