神戸元町リリーフ整体院

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コラム

2024年9月 お客様の傾向

2024/09/30

こんにちは。

神戸元町リリーフ整体院です。

9月も今日で終わりです。

 

今日は月末ということで今月の総括をしていきたいと思います。

9月とは言え今月も変わらず日中は暑かったですが、それでも35℃以上の炎天下ではなくなりましたし日も短くなりました。

先月は夏バテで参っていたお客様も、幾分体のしんどさはましになってきたように感じられます。

しかし、仕事疲れでご来院される方はとても多いです。

お客様のほとんどがおっしゃっておられるのが姿勢による疲れ。

室内のデスクワークや立ったままでの接客仕事など。

現代社会の仕事は体を動かす機会が少なく、それが故に姿勢疲れが目立ちます。

では何故体を動かさないのに体に疲れが起きるのか?

今日はこの疑問に焦点を当てていきましょう。

 

まず私達の体は1つの動作をするのにどこかしらで必ず筋肉を使ってます。

またこの地球上には『重力』があります。

私達の体はその重力の中で生活している為、常にひとつの姿勢で特定の筋肉に負荷がかかります。

そしてこのような重力の負荷を耐えている筋肉を『抗重力筋』といいます。

 

 

立位姿勢の抗重力筋だけでもここまでたくさんあります。

上は背骨を支える脊柱起立筋、腹筋群、骨盤は鼠径部の腸腰筋とお尻部分の大殿筋、太腿の大腿四頭筋、脛の前脛骨筋、ふくらはぎの下腿三頭筋。

ただ立ちっぱなしでいるだけで人間はこれほどに筋肉を使っているのです。

そして自分がスポーツトレーナーの勉強をしていた時、先生に教わりましたが関節を伸ばすストレッチは10秒くらいでは効果が得られないそうです。

効果を出すには30秒くらいゆっくりじっくり伸ばさないと脳に標的の筋肉が伸びているのが意識されないとのこと。

従ってそこから脳が筋肉を使っているのを『認識』していくわけですから、その筋肉が使われる時間が長ければ長いほど、疲労が蓄積されていくというわけです。

またこの抗重力筋の図を見て頂ければ分かるかと思いますが、これらの筋肉は首や肩、腰や足など皆さんが疲れを訴えやすいところについているんですね。

 

何をしていなくても重力があるから体を支える為に筋肉は使われている。

長時間同じ姿勢であればあるほど、その使っている筋肉に疲労が溜まる。

それが姿勢疲れであり、これらの筋肉のバランスが崩れるから体の歪みが生じてくるというわけです。

姿勢には気をつけていきましょう。

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