男性と女性、どちらが疲れやすい?
2024/05/24
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
今日は先日とあるお客様に施術中「男性と女性どっちが疲れやすいんでしょうね?」というご質問をいただいたので、そのことについて述べていきたいと思います。
まず男性と女性どちらの方が疲れやすいか?
個人的私見ですが、これは女性の方が疲れやすいと思います。
原因は解剖生理学的な性質の違いです。
※男性と女性の性差的要素
(1)骨格、及び筋力の差
基本的には男性の方が骨格も太く、筋肉もつきやすいので力もあります。
筋力があるということは姿勢に対しても支える力があるということです。
現代社会では体を動かさない仕事が多い為、筋力が衰えやすい傾向がありますが、その影響をより受けやすいのは元々の筋力が弱い女性です。
(2)ホルモンバランスの差
人間の体にはホルモンと言う化学物質が分泌されています。
これが体内で様々な働きをし、身体の機能や成長に影響を与えてます。
ホルモン自体にはたくさんの種類があるのですが、男性と女性の違いとして最も明確に挙げられるのが、男性ホルモンと女性ホルモンの違いです。
大まかにいうと、男性ホルモンは男性が多く分泌しているもので、精子の育成や筋力の維持に対して働いてます。
つまり男性の方が筋力があるのはこの男性ホルモンのおかげでもあります。
対して女性ホルモンは女性としての体の成長、生殖機能の育成などに働いています。
そしてこの女性ホルモンが日常生活の中でバランスを崩しやすく、そこから体の不調を訴える人もいます。
また女性ホルモンは骨の形成にも働いており、更年期になってからの骨の衰えも女性ホルモンの減少が影響しています。
これらのホルモンの性質の違いを理解して比較すると、女性の方が疲れを感じやすいことが推察できます。
実際当院のお客様を男女比率で見てみると大体、女性:男性=6:4くらいでしょうか。
施術前の問診で話を聞いていても、女性の方がやはり姿勢疲れや体の歪みの悩みは多いです。
また気温や気圧など外的環境によっても体調は変わりやすく、そこにストレスやホルモンバランスの不安定さも重なるので定期的に通ってくださっている方でもその時その時によって疲れ具合に差があります。
対して男性は女性に比べると、痛みを覚えてからご来院される方が目立ちます。
体が硬くなってもそれだけでは普段そこまでの疲れを自覚していない人が多いのかもしれません。