運動のコツ。
2020/02/16
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院の神戸です。
今日は日々の体のメンテナンスをしていく為の運動のコツをお教えいたします。
私達の社会は、運動量が少ない仕事が多く、忙しさのあまりつい体を動かさずに運動不足になりがちです。
そして運動不足は不健康の元。
運動不足の状態が長く続くと、先のブログでも述べた通り、骨や筋肉の弱化、代謝の低下、自己免疫機能の低下など様々な体に対するマイナス要因を引き起こします。
でもいざ、『運動しよう』と言ってもトレーニング経験がない人は実際何をやったらいいのかわからないという人も多いと思います。
そんな人たちの為に、体を動かすコツをお伝えします。
(1)自分に見合った量の運動を行う。
普段何もしていない人が、いきなり運動を頑張ろうと、例えば50キロのバーベルを上げようとしたり、10キロ以上のランニングを試みるなどはやめてください。
体も慣れていないのに、ハードなトレーニングは怪我の元です。
また、トレーニング後の著しい疲れの蓄積は、病気の元です。
免疫力が低下します。
『走りすぎて翌日体の調子を壊してしまって風邪を引いてしまった』。
そういうことが起きないように心がけてください。
(2)自分の体の動きを確かめて、どこを運動していくかを把握する。
ご自身の関節の動きを確認してみてください(例.首・肩・肘・体幹・股・膝・足首など)。
例えば股関節。
仰向けに寝て、足をまっすぐ天井に向かって上げ、上げにくければ、その関節に関わっている筋肉が硬いということです。
硬い筋肉はストレッチで伸ばして柔軟性を戻します。
反対に、動きやすいけど、何度か動かしているとすぐに疲れてくる。
そういうところもあります。
疲れやすいのは筋力不足です。
トレーニングで筋力をつけていく必要があります。
まずは動きをつけていくことで、その動作に慣れさせて、そこから少しずつ、負荷をかけていくことをお勧めします。
日常の仕事や生活では同じ姿勢であることが多い為、大きな負荷をかけたトレーニングで『筋力そのものの増加』を目指すより、一定の負荷でその運動を持続できるようにして、『筋の持久力』の向上を目指した方がいいです。
また、トレーニングを行う際は軽い全身運動やストレッチなどを組み入れたウォームアップ、トレーニングが終わった後も同じようにしてクールダウンを行っておくと、筋疲労の緩和になります。
つまり硬いところはストレッチ。動かしてすぐ疲れてくるところはトレーニングです。
もし、動かした時痛みが出てくるようなところがあれば、その痛みが出ない範囲でのゆっくりしたストレッチや動作を行わずに力を入れていく等尺性運動をお勧めします。
(3)短い時間でも構わないので継続が大事。ただし、疲れている時は無理をしない。
一気にハードなメニューで運動を行うと、普通の人はその時点で疲れて、後が続きません(僕もそうです)。
運動不足は日々体が動かさない生活が『続く』から運動不足になるのです。
運動も効果を出すには同じように『継続』が必要です。
ただし、やみくもに継続したらいいというものでもありません。
運動の継続によって疲労の蓄積が出てきたと思ったら休みを入れるのも大事です。
体をメンテナンスしていく運動は、無理をせず、体を休ませて疲労を抜くことも考慮に入れて、継続していかないといけません。
このように、できることをコツコツと。
日々の積み重ねが体の免疫機能を上げていきます。
特に今の時期は、冬場で体も冷えやすい時期です。
少しでも体を動かして、疲れも貯めないように、心がけていきましょう。