体の知識(57) 骨盤の構成
2023/03/15
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
3月も半ばですね。
確定申告の方がひと段落ついたので少しほっとしています。
さて、少し時間ができてきたので今日は久しぶりに座学をやりたいと思います。
今回から見ていくのは『下半身』です。
人間の下半身には股関節、膝関節、足関節、そして足の指の関節があります。
まずは股関節から。
その股関節を述べるうえで重要になってくるのが骨盤です。
今日は骨盤の構成を見ていきましょう。
※骨盤の構成
骨盤は仙骨、尾骨と左右の寛骨から構成されています。
寛骨は上部が腸骨、前下部が恥骨、後下部が座骨の3つの骨によってつくられています。
寛骨臼は大腿骨頭と共に股関節を形成しています。
※骨盤の歪み
骨盤は人体の土台になる部位ですが、不良姿勢が続くと歪みが出てきます。
一般によく言われるのが前に傾く『前傾』と後ろに傾く『後傾』です。
前傾になると、後部の骨盤が引き上がりお尻が出て反り腰に、後傾になると前部が引き上がってお腹が出て猫背になります。
いずれも普段の姿勢やよく行う動作により前方、または後方に荷重がかかり続けることによって骨盤周りの筋バランスが崩れて起こるのが主な原因です。
骨盤周囲の筋肉の多くは元来、上半身を支え、股関節を動かすのに使うものです。
つまり大きな荷重に対する耐性、及び足を動かすだけの筋力を備えているのです。
これらの筋肉のバランスが悪くなると、骨盤の位置が変わり、それは引いては腰部、股関節、足の歪みなど様々な影響を及ぼします。
骨盤の修正は体型を整える意味でも非常に重要です。
例えば、お腹が出ているのは腹周りの肉の問題だけではありません。
骨盤の前方には小腸が収められている為、骨盤が歪むとその分お腹が出やすくなります。
筋バランスを整えて骨盤の位置をきちんと修正すると、その歪みの分の体型は改善されます。
如何でしょうか。
腰や足の調子が悪い人。
骨盤周囲の歪みが気になる人は一度当院へお越しくださいね。
それでは次回の座学は骨盤及び足の歪みを知る上で重要になってくる股関節の動きを見ていきましょう。