2022年11月 お客様の傾向
2022/11/30
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
11月も今日で終わり。
明日からいよいよ12月です。
今月は先月に比べご来院されるお客様の数が増えました。
やはり寒くなると、体も疲れが出やすくなるみたいです。
圧倒的に多かったのが肩凝りと首の凝り。
さて、今日は肩や首など人の体はどうして凝るのか。
それを話していこうと思います。
まず体が凝るのは筋肉が硬くなるからです。
その凝ったところの筋肉は緊張で硬くなり、血行が悪くなっています。
つまり筋肉が疲労しています。
私達の社会には様々なストレスがあるので疲れの要因はたくさん考えられますが、中でも目立つのが『姿勢による疲れ』です。
私達は動作を行う際、どこかしらの筋肉を使っています。
肘の動きを例に挙げてみましょう。
肘を屈曲させ曲げた時、力こぶの筋肉でもある上腕二頭筋が収縮します。
反対に、二頭筋の裏側にある三頭筋が伸張します。
このように筋肉には一つの動作の中で収縮する主動筋と反対に伸ばされる拮抗筋があります。
そして長時間動かさず同じ動作のままでい続けていると、その動きに使われている筋肉は共に疲労を起こします。
この図の例でみると、肘を曲げる状態が続くと、二頭筋は力が入ったまま、三頭筋は引っ張られたまま疲労します。
つまり二頭筋は収縮し柔軟性不足、三頭筋は二頭筋に力負けして筋力不足になります。
このような筋バランスの悪化が顕著になると、関節の可動域が減少し、変形や歪みとして体に現れます。
巻き肩や骨盤の歪みなどの姿勢不良は典型的なそれです。
疲労した筋肉を元に戻すには、凝りを取って血流促進を促すのも大事ですが、崩れた筋バランスを整えることも大切です。
つまり、収縮した筋肉にはストレッチ。
弱体化した筋肉には筋力トレーニングです。
もう少し具体的に言えば一つの動きを確かめて、硬くて動かしにくい筋肉は柔軟性不足なのでストレッチ。
動かすことはできるが力が入りにくい、またはすぐに疲れてしまう筋肉は筋力不足なので使わせて筋力トレーニングです。
これらの課題を念頭に踏まえ、当院はお客様の愁訴に関わる関節の可動域を確かめ、問題のある箇所をストレッチと自動運動や徒手による抵抗運動などの筋力トレーニングでアプローチしています。
日頃運動不足な体を動かしがてら、凝りを緩め疲れを取りたい方。
お気軽に当院へお越しくださいね。