こんにちは。

神戸元町リリーフ整体院です。

当院も5日間のお盆休みが終わってしまいました。

仕事場の院や家では冷房が効いているので気にしてはいなかったのですが、たまたま休み中用事で外へ出かけたら蒸せるような暑さを思い知りました。

長時間炎天下の市内を歩き回っていたので帰宅してからとにかく頭が痛い。倦怠感有。食欲無し。

これは熱中症になりかけてるなって自覚してそこから塩分糖分水分補給。

アイスパックで体も冷やし、室内も涼しくしたままとにかく休養。

おかげで翌朝には何とか気分もよくなり、今日から仕事ができるようにはなりました。

やはりこの時期、熱中症には特に注意しないといけません。

今日はこの熱中症について取り上げていこうと思います。

熱中症とは、高温の環境によって起きる健康障害のことを言います。

また、高温環境の他に、以下の要因も原因の中に含まれてきます。

・患者の加齢、糖尿病などの生活習慣病、循環器疾患、日常生活での動作低下など。

・スポーツなどの運動負荷。

※熱中症の症状の分類

1．Ⅰ度（熱失神、熱痙攣）・・・めまい、発汗、失神、筋肉痛など。

（治療法）

・安静、水分と電解質の補給。

2．Ⅱ度（熱疲労）・・・頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下。

（治療法）

・入院要

・体温管理、安静、十分な水分と電解質の補給。

3．Ⅲ度（熱射病）・・・最も重症。下記の3症状のうちいずれか1つがあれば該当。

・中枢神経症状（意識障害、小脳症状、痙攣発作）

・肝または腎機能障害

・血液凝固異常（ＤＩＣ）

（治療法）

・集中治療要

・体温管理、呼吸及び循環管理、ＤＩＣ治療など。

治療の基本は安静と水分、電解質の補給です。

電解質は塩分です。

汗で水分と一緒に電解質が体外へ出ていく為、併せて摂取が必要です。

炎天下の中、運動などを行っていた際は糖質も消化されていく為、糖分摂取も重要になってきます。

また、体を冷やす際は氷嚢やアイスパックなどで首元や脇の下（腋窩）、足の付け根（鼠径部）などを中心に冷やしていきます。

これらはいずれも太い血管の走っているところなので体を冷却するのに効果的です。