消毒のいろいろ。
2020/04/17
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院の神戸です。
自粛生活が始まりました。
と言っても、ずっと家の中で引きこもっていることもできないので、一日のうち何時間かは店舗へ赴き、店舗の掃除やコラムの編集、自己管理の為の筋トレなどをあれこれやっています。
今日はコラムの情報集めの為、新型コロナの消毒方法について厚生労働省のサイトを調べていて、わかりやすい資料を見つけましたので、ご参考までに転載させていただきます。
以下からPDFでリンクされております。
一般によく使われる消毒液として消毒用アルコール(エタノール)が知られていますが、ちまたでは消毒用アルコールが不足しており、なかなか手に入りにくい状況です。
しかし石鹸やハンドソープなどによる手洗いでも十分効果があることを説明しています。
また、食器やドアノブなど普段の日常生活でよく我々が手に触れるものに対しての消毒も併せて推奨しています。
主な消毒方法はまず加熱による消毒(熱水消毒)です。
こちらは80℃以上の熱水で10分間を目処にしています。
熱水はすぐに沸かすことが出来るので一番簡単な方法です。
お箸やスプーン、小さな食器など小物類の消毒ならこのやり方で十分いけます。
また、塩素系漂白剤の使用も推奨しています。
この塩素系漂白剤についてですが、成分の中に次亜塩素酸ナトリウムが含まれてます。
次亜塩素酸ナトリウムにはウィルスに対する殺菌効果があります。
しかし、次亜塩素酸ナトリウムは消毒用アルコールと違って皮膚に対する刺激が強く、また酸性の薬品などと混ぜ合わせると有毒ガスが発生するので、扱いには注意が必要です。
厚生労働省では、取り扱いの際には手袋の着用と換気を推奨しています。
あと次亜塩素酸ナトリウムは金属を腐食させてしまう効果があります。プラスチックや食器、床や窓ガラス、トイレの便器、風呂場のタイル、浴槽など非金属でできているものが消毒対象です。
・『皮膚や粘膜』及び『金属』には不適!!(金属の消毒に関しては、消毒用エタノールで大丈夫です)
・他の薬品と混ぜ合わせるのは危険!!
ご使用の際は、以上の点をご理解してお使いください。
これも厚生労働省の資料ですが、次亜塩素酸ナトリウムを含んだ塩素系漂白製品の例を取り上げてくれています。
消毒用の次亜塩素酸ナトリウム液は次亜塩素酸ナトリウムの濃度が0.05%です。
元々上記のような塩素系漂白剤製品には一定量の次亜塩素酸ナトリウムが含まれており、それを水で更に薄めることで消毒用の次亜塩素酸ナトリウム液が作れます。
ご使用にあたっては、製品の説明をよくご覧になって確認されてからご利用してください。