ストレッチのコツ
2020/03/10
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院の神戸です。
先週から雨が降ったり止んだり、不安定な天気が続いています。
なかなか外出するのが億劫な時期ですが、家の中にいると、体を動かす機会が少ない人も多いと思います。
トレーニング用具がない狭い部屋だと、できても簡単な筋トレやストレッチくらい。
それでも体を動かしておいた方が健康にはいいので、今日は普段運動をする十分な時間を持てない人達の為に、『ストレッチ』にテーマを置いて、そのコツを説明します。
ストレッチの正式名はストレッチングです。
ストレッチングは筋肉、腱、関節を引き延ばすことで、筋の緊張を和らげ、腱の動きを円滑にし、関節可動域を大きくする効果があります。
ストレッチングの種類は動的ストレッチングと静的ストレッチングに分かれます。
(1)動的ストレッチング
動的ストレッチングは手足などの動きをつけながら、筋を伸ばしていくストレッチングです。
代表的なものとしてラジオ体操があげられます。
動的ストレッチングは体を動かすことによって、マラソンのような長時間の有酸素運動や激しい筋トレやスポーツなどの前に体を慣らす効果があり、怪我の予防にもなります。
従って、動的ストレッチングは準備運動として用いられます。
(2)静的ストレッチング
静的ストレッチングは反動をつけないで、標的の筋肉をじっくりと伸ばすストレッチングです。
一般に自分達がイメージするストレッチはこちらの静的ストレッチングです。
静的ストレッチングは筋肉の緊張や疲労を和らげる効果があります。
運動の後に、行うことによって筋肉痛の軽減や予防にも繋がります。
※ストレッチングのコツ
・筋肉を温めた後にすると効果が高いです。外では軽いジョギングの後、内ではお風呂上りなどに行うといいです。
・筋肉の伸ばし方は始めは弱く、徐々に強さをつけて伸ばしていく。人によって可動域の差はありますので、関節や筋肉、腱に無理のない強さの範囲内で行ってください。
・伸ばしている時間は30秒ほどです。
・伸ばす筋肉を意識して正しい方向に伸ばす。間違った態勢だと、他の筋肉の代償動作が入ってしまうので目的の筋肉を伸ばしきれません。
・ストレッチング中は自然呼吸を行う。緊張した状態で息を止めたままにしないでください。
このように、ストレッチングを運動の前後に行うのであれば、準備運動には動的ストレッチング、運動後には静的ストレッチングを行うのが理想です。
また、家の中などでストレッチングを行う際は、上記のコツを意識して、筋肉を伸ばすと、より効果が高くなると思います。