肩凝りと腰痛
2024/01/24
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
今週は寒波が来ており外がすごく寒いですね。
体が冷えると力みやすくなりまた疲れも抜けにくくなって、肩凝りや腰痛などの慢性的な症状が悪化します。
肩凝りと腰痛。
いずれも社会生活を送っている皆さんには悩みの種ではないでしょうか?
当院に来られる常連のお客様に時折こんな質問を投げかけてます。
「肩凝りと腰痛。どちらがしんどいと思いますか?」
多くのお客様方の答えは「肩凝りは我慢できるけど、腰が痛くなると我慢できない」というものでした。
肩凝りから併発的に出る症状としては筋緊張性の頭痛、めまい、吐き気、首及び肩甲骨の凝りや痛み、四十肩のような肩関節の可動域制限や痛みなど様々な症状があります。
これらは確かに症状として出てくるとストレスを感じるものではありますが、我々の日常生活の中では肩や首を大きく動かすような動作というものは少なく、頭痛やめまい、吐き気などもゆっくり休息を取れば症状が和らぐことがあります。
しかし腰痛は日常動作の基本、歩行に支障が出ます。
腰痛の原因は骨盤周囲及び足の筋バランス不良から骨盤自体の歪み、靭帯の損傷、腰椎のアライメント不良まで様々なものが挙げられます。
足の筋肉は勿論、骨盤周囲の筋肉も股関節の動きに関連しているので歩行に影響します。
また腰椎からは坐骨神経を始めとした下半身へと通る末梢の神経が出ている為、腰椎が歪んでそれらの神経が圧迫されると下半身に神経症状や柔軟性低下、筋力低下などが出ます。
ただ筋肉が硬いだけなら揉み解しやストレッチなどでましになりますが、一番厄介なのはこの腰椎の歪みでそれを長期間放置したままだと椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など骨や靭帯の変形が原因となる疾患が出来上がってしまいます。
そうなるとますます治るのに手間がかかります。
歩行ができないということがもっとも生活の中でのストレスです。
行動範囲が一気に狭まります。
今までできてきたことができなくなり精神的にも疲れてきます。
腰は悪くしないよう日頃から不良姿勢になるのを気をつけたり、トレーニングやストレッチなどでメンテナンスを行う機会を持たれた方がいいでしょう。
次回の座学からは腰の疾患を扱っていきます。
姿勢が悪いとどんな症状が起きるのか。
具体的に見ていきましょう。