2023年6月お客様の傾向
2023/06/30
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
今日で6月も終わりです。
気がつけば今年も半年が過ぎてました。
梅雨時で蒸し暑い日々が続いていますが、当院は今月もたくさんのお客様に足を運んで頂けました。
今月も先月に続いてとても疲れている人が多かったです。
頭、首、肩、腰、足など様々な愁訴が伺えました。
湿度の高さや気温の暑さなども重なって疲労が溜まりやすい状況なのだと思います。
さて、今日は皆さんが気にしている猫背姿勢についてです。
なぜ我々は日常の生活で背骨が曲がって猫背になりやすいのか?
今日はそのことについてみていきたいと思います。
(1)猫背姿勢の特徴
猫背とは人間の背中が丸まって内側に反り頭が前に出た状態の姿勢です。
腰から背中、首にかけての筋が張力によって緊張し、また前方に荷重がかかる為に、胸部や腹部の筋が収縮します。
これらの筋肉に対する負荷が各所に姿勢疲れとして出てきます。
(2)猫背が与える体への影響
・肩や首の凝り、腰痛など。
引っ張られている背面に筋疲労が顕著に出ます。
・胸郭の動きの制限
前方に荷重がかかることにより胸筋が緊張して収縮、肋骨が圧迫され結果胸郭の動きが制限されます。
胸郭は呼吸運動に重要な役割を果たしているので呼吸が浅くなります。
・姿勢の悪化
首が前に出ることで頸椎の前弯が減少しストレートネックになります。
肩甲骨が前外方へ広がることにより巻き肩を併発します。
また背骨の歪みはその下にある骨盤の歪みへと関係していきます。
・自律神経の乱れ
自律神経の中枢は脊髄にあります。
脊髄は脊柱の中を通っています。
従って背骨の歪みは自律神経の中枢に負荷をかける要素となり、自律神経の乱れに繋がります。
(3)何故猫背姿になりやすいか?
人間の臓器の多くは主に前方に位置しています。
つまりその分前に荷重がかかりやすい構造なのです。
また人間の視線は上よりも下に向きやすく、肩や股など体幹に近い関節の運動は前に動きやすく後ろには動かしにくいと言った特徴があります。
これらの動作的特徴から人間の体は元来猫背になりやすい要因を含んでいます。
如何でしょうか。
姿勢不良ひとつでも人間の体にはいろいろな影響を及ぼします。
自分の姿勢が気になる方はどこが悪いか当院でしっかり診させていただきますのでお気軽にお越しくださいね。