神戸元町リリーフ整体院

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コラム

背骨の歪みが体に与える影響

2022/09/27

こんにちは。

神戸元町リリーフ整体院です。

9月もそろそろ終わりですね。

先日のブログでも書いたように来月からはまた週6営業に戻します。

コロナも一旦収まりを見せてきたので、その前に今週は木金の休みを利用して久しぶりに実家帰省しようと考えてます。

 

さて、今日は久しぶりに学問的なことをブログに載せてみようと思います。

今日のテーマは『背骨の歪みが体に与える影響』です。

日常生活で姿勢が悪くなると、骨盤や背骨は歪みます。

特に背骨の歪みは上半身の見た目にもあからさまに出てくるので、気にする方が多いです。

では背骨の歪みは体にどのような影響が出てくるのか?

今回はそれを見ていきましょう。

 

※背骨の歪みが体に与える影響

 

(1)肩凝り、首凝り、腰痛の原因になる

 

背骨が曲がって猫背になると、首や肩甲骨、腕、腰など様々な個所に負担となります。

体の荷重が前方にかかる為、背筋群が引っ張られ、前面の胸筋、腹筋群が収縮します。

同じ姿勢のままこれらの筋の緊張が長時間に及ぶと疲労となって肩凝りや腰痛のような症状として体に出てきます。

 

(2)呼吸運動の低下

 

 

胸郭と胸部の筋肉は呼吸運動に働きます。

このように吸気時は肋骨が引き上がり、横隔膜は下がることによって胸部に空気が入ります。

反対に呼気時は肋骨が引き下がって横隔膜は上がり空気を吐いた胸部が縮みます。

背骨の歪みがあると、胸郭や胸部の筋肉が硬くなり及びこれらの運動をしにくくなります。

結果、息を吸いにくくなります。

 

(3)自律神経の調子が悪くなる

 

 

 

脊柱の中には脊髄が通っています。

この脊髄は脳から繋がっている人間の中枢神経です。

すなわち、背骨の歪みは人間の中枢神経にも負荷をかけるということです。

また自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、これらの中枢も脊髄に存在します。

交感神経の中枢は第1胸髄から第2腰髄(脊柱の胸椎部分)に、副交感神経の中枢は脳幹と仙髄(上位腰椎部分)にあります。

疲れで自律神経の乱れが出てくるのも、こうした姿勢不良による背骨の歪みが原因の要素として挙げられます。

 

如何でしょうか。

背骨の歪み一つでも解剖学的視点から見れば様々な悪影響を及ぼすことが考察できます。

日頃のちょっとした体の癖が歪みとなり疲労や体調を崩す原因になってきますので姿勢には気をつけていきましょう。

 

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