新型コロナワクチン接種と腰痛
2021/08/05
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
最近は新型コロナのワクチン接種もかなり進んできており、実際に接種済みの方も当院へご来院されています。
そしてワクチンで今話題になっているのが『副反応』です。
接種した方に話を伺ってみると、接種患部の痛みや炎症、肩の痛み、倦怠感や発熱など個人によってやはり様々な症状が出ているようです。
これらの症状はよくニュースでも見られるものですが、当院に来院されるお客様の中で「ワクチンを打ってから腰痛になった」と言われる方が何人かいました。
今回はその症例について話をしていこうと思います。
いずれも当院に定期的にリピートしてくれているお客様で、普段は腰痛を愁訴としていない方々なのですが、ワクチン接種後腰が痛くなって、実際に整形外科で診断してもらったら『腰椎椎間板ヘルニア』と言われたとのこと。
施術をしてみると、確かに椎間板ヘルニアを匂わせるような坐骨神経支配の筋肉に緊張と股関節の可動域制限が見られました。
しかし個人的にはワクチンの副反応のみで腰椎の椎間板が飛び出して物理的に神経を圧迫するようになるというのは考えにくく、厚生労働省でも、副反応の中に筋肉痛や関節痛が認められているので原因はそちらの方に当たるのではないかと推測します。
これまでに認められている副反応にはどのようなものがありますか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
ちなみに後日お客様にその後の経過を伺うとワクチン接種から更に時間が経ったら上記の症状は治まったそうです。
新型コロナワクチン接種者の場合、接種後突然体に痛みが出たりした場合、原因が『副反応』であることを考慮に入れる必要があります。
無理をせず、症状が治まるまではひとまず安静にして体を休めておくことが大切なのではないでしょうか。