紫外線の影響
2021/03/30
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
緊急事態宣言が解除されてはや一か月。
外に出る人が増えてきました。
自粛生活は『家の中にいる』というイメージが強いですが、ずっと家の中にい続けることは難しいです。
健康管理の意味でも人は外に出て太陽の光に当たらないといけません。
では日の光に当たることでどのような影響がもたらされるのでしょうか。
今日はそのことについて説明していきましょう。
※紫外線の効果
太陽の光の中で最も人体に影響を与えているのは紫外線です。
紫外線は人体にとって有益でもあり有害でもあります。
今回はこの紫外線のメリット、デメリットを見ていきます。
(1)紫外線のデメリット
・皮膚に対する負荷
紫外線は皮膚に影響を与えます。
軽いものだとサンバーン。いわゆる『日焼け』です。
強度の紫外線は皮膚の老化作用促進や皮膚がんの原因になります。
・目に対する負荷
強度の紫外線は目の細胞にダメージを与え、白内障などの目の病気を引き起こします。
30代の時ニュージーランドに語学留学したことがあるのですが、現地では気温は日本よりも低いにもかかわらず太陽の光がとても強かったです。
長時間日光下にいると、皮膚が痛くなるような感覚を覚えました。
紫外線予防のためには『帽子をかぶる』『日焼け止めを用意する』など目や皮膚に対する対策が必要です。
(2)紫外線のメリット
・ビタミンDの合成促進
ビタミンDはカルシウム代謝に関わる栄養素です。
すなわち骨の形成に影響します。
ビタミンDが欠乏し続けると、骨の石灰化や発育障害など骨の変形の原因となります。
子供ではくる病、大人では骨軟化症となります。
子供が外で遊ぶことは骨育成にも役立っているわけです。
・菌、ウィルスなどの病原微生物殺菌作用
紫外線には殺菌作用があります。
病院では紫外線照射による室内、または器具などの消毒方法もあります(紫外線消毒)。
現在の新型コロナ環境下でも、感染防止対策として『換気』が強く推奨されています。
室内の病原微生物を外の紫外線(日光)に当てることによってウィルスを不活性化し感染力を弱めるという意図があるわけです。
如何でしょうか。
紫外線は人体にとって健康的側面と非健康的側面の両方を持っています。
これらの影響を考慮して日常生活の外出時間、外での活動内容などを組み立てることは健康管理において重要です。