凝りとの付き合い方
2021/02/13
こんばんは。
神戸元町リリーフ整体院です。
今回は凝りにお悩みの方はどのようにその凝りと付き合っていけばいいのかを述べていこうと思います。
当院にご来院されるお客様は首や肩、腰の凝りを愁訴にされる方はとても多いです。
そんなお客様に生活習慣を聞いてみると、長時間のデスクワークや車の運転、立ち仕事、スマホ疲れ。日々の猫背姿勢など。
様々な原因が出てきます。
勿論疲れを取るには原因となるものを取り除くことが一番なのですが、だからと言ってその為に仕事を辞めたり、スマホをやめてくださいというのはナンセンスです。
その人の生活がかかっていること、大事なことを簡単に『やめてください』とは言えません。
大切なのはお客様にご自身のお体のことをご理解していただくことです。
自分は開業前国家資格の勉強の為、専門学校で人体の解剖学や運動学などを学びました。
それらは自分の日々の生活習慣及び健康管理と向き合う為に非常に大事な知識です。
例えば、筋肉を引き延ばす『ストレッチ』。
効果を出すには一定時間目的の筋を伸ばさないといけません。
目安は大体20~30秒。
それくらいの時間は伸ばしておかないと、脳に『筋が伸長した』という反応が行き渡りません。
『同じ姿勢で30秒以上い続けると、脳は筋に外力がかかっていることを理解する』ということです。
更に長い時間同じ姿勢を保ち続けると、筋は持続的な外力によって疲労を起こしてきます。
筋の主な特徴として、収縮と伸長運動があります。
ある運動が行われるとき、力を入れ収縮する筋が主動筋、その主動筋に引っ張られて伸長するのが拮抗筋です。
長時間同じ姿勢でいると、その動作の主動筋は収縮したまま疲労を起こし、拮抗筋は引っ張られたまま疲労を起こします。
疲労を貯蓄した筋は血行が悪くなり、老廃物などが溜まって凝りとなります。
凝りがひどくなると筋全体が硬くなり、姿勢の歪みや痛み、関節可動域低下へと繋がります。
そのことを理解しておけば、無理のない範囲で時折姿勢を変えてみたり、休憩を挟んだり、ストレッチをしたり普段動かさないところを動かしてみたりと体を動かす習慣を織り交ぜていく必要性がわかります。
当院はご自身のお体と疲れに向き合えるよう、お客様のお悩みを聞き、改善の為に出来る限りのアドバイスをさせていただきます。
よろしくお願いいたします。