肩・首凝りの弊害
2021/02/10
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
しばらくHPを更新出来ていませんでした。
またぼちぼちと時間を見つけて更新していこうと思います。
さて。2月に入って緊急事態宣言が延長されたわけですが、そろそろ宣言が発令されて一か月。
自粛中の疲れが溜まってくる頃です。
施術をしていると、首や肩に疲れを溜めている人が多いのが分かります。
肩や首の疲れをそのままにしておくと体調にも影響してきます。
肩凝りや首の凝りからどのような症状が出てきやすいのか。
今回はそのことを見ていきましょう。
1.筋肉の血行不良
肩が凝ってくると筋肉に老廃物が溜まり、血行が悪くなります。
血行が悪くなると筋肉は疲労しやすくなり、固まりやすくなります。
肩凝りで影響が出やすいのは肩甲骨、腕、首、胸部周囲の筋肉です。
2.神経、血管、リンパの圧迫
固まった筋肉がその中を通る動脈や静脈、神経、リンパを圧迫します。
鎖骨下や腋窩は動脈、静脈、及び神経が通っており、首と腕との循環中継部です。
このあたりで特に神経が圧迫され続けると、感覚障害や痛みなどの原因になります。
3.呼吸が浅くなる
胸の筋肉は呼吸筋の役割も果たしています。
硬くなると、呼吸がしにくくなります。
4.頭痛。気分が悪くなる
脳への循環が悪くなり頭痛や気分が悪くなるなどの症状が起きてきます。
5.骨の歪み
肩凝りの原因となる猫背姿勢では脊柱、胸郭などが歪みます。
特に首の骨頸椎は前かがみ姿勢が続くと前弯が減少し、ストレートネックの原因となってきます。
6.関節可動域の減少
首や肩の関節に関わる筋肉が固まると、関節が動かしにくくなります。
7.凝りが痛みへ
筋疲労を起こした筋肉は柔軟性や筋力が低下します。
いずれも失った筋肉は動かすだけでも痛くなってきます。
如何でしょうか。
我々が普段から感じている肩凝りや首凝りだけでも簡単に数えるだけでもこれほどの弊害が考えられます。
これらはいずれも体内の循環能力の低下からくるものです。
『凝り』は体の注意シグナルです。
凝りが痛みに変わって、注意シグナルが警告シグナルとなる前に、体を十分休息させることは体調管理においてとても重要です。