2024年10月 お客様の傾向
2024/10/31
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
10月も今日で終わり。
今月もたくさんのお客様にご来院いただきありがとうございました。
気温も涼しくなったせいか世間一般の方々の疲労の激しさも和らいでいるように思えます。
今が一番過ごしやすい時期なのかもしれません。
しかしやはり多いのは姿勢疲労です。
筋肉は疲労すると、老廃物が滞り固まります。
それが凝りとなります。
マッサージではその凝りを指で押してもらうととても気持ちいいのですが、押しすぎると揉み返しになり後で痛みを伴うことになります。
今日はこの揉み返しについて見ていきましょう。
※揉み返しとは?
揉み返しとは過度な刺激によって筋組織が傷つき、炎症や内出血を起こしてしまうことです。
ではこの揉み返しが何故起こるのでしょうか?
それは揉み解すための力の入れ加減が誤っているからです。
人間の感覚には『痛みの閾値』というものがあります。
痛みの閾値が高い人は痛みを感じにくく、閾値が低い人は痛みを感じやすいです。
これには個人差があります。
この刺激が誤って強すぎてしまうと、特に閾値が低い人は刺激を与えられた際に筋防御が働きます。
例えば、初対面の人と握手する際相手に力を入れられて手を握られると自分も思わず力んでしまいますよね。
強い刺激を入れられることで防衛反応が働き体に力が入って筋肉がますます硬くなってしまうのです。
経験不足な施術者はこれを『凝り』だと勘違いします。
そしてますます強い力を入れて刺激を与えるのです。
そのような過剰な刺激の繰り返しが受けている側の筋組織を損傷させ揉み返しに至ります。
※揉み返しを防ぐためには
まず筋肉が緩まる為には、体がリラックスできる刺激を与えないといけません。
なので受けている人がどれほどの刺激で気持ちよく思ってくれるか。
動かしやすくなるのか。
体を触りながらその刺激を確認していかないといけません。
筋防御を起こすことなく筋肉がほぐれて動かしやすくなれば、それはその人に適正な刺激を与えられているということです。
力加減をいきなり強くはせず、筋肉の動きを見ながら少しずつ調整していくといいでしょう。
如何でしょうか。
人の体は極めてデリケートなものです。
施術をする人はお客様の体を傷つけないよう気を配っていきましょう。
それでは来月も当院をよろしくお願いします。