腰痛について
2023/11/16
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
急に寒くなりました。
寒くなるといろいろ体の調子も変わってきます。
体が力んで緊張し、肩凝りや腰痛などの慢性疾患が悪化します。
今日は皆さんがよくお悩みの腰痛について説明します。
腰痛の発生機序は様々です。
日常生活における中腰作業などの姿勢的なもの、スポーツや重労働などによってかかる負荷。
このように様々な外力が腰を悪くし結果、腰痛が発生します。
※腰痛の種類
1.関節性
腰痛において問題になりやすいのが椎間関節と椎体間関節です。
よく似た名前ですが、椎間関節は上下椎骨の後方にある下関節突起と上関節突起間の連結を構成する関節。
椎体間関節は椎体と椎体を繋ぐ関節です。
椎体間関節の間には椎間板があります。
いずれの関節も脊柱管を走る脊髄に近く、これらの関節の連結が崩れて脊髄やそこから分かれる神経を圧迫すると痛みとして現れます。
例えば椎体間関節の椎間板が後方に飛び出し脊髄に負荷がかかると、それが原因で現れる症状が『椎間板ヘルニア』です。
2.靭帯性
腰椎の靭帯によっても腰痛は発生します。
脊髄神経に影響を及ぼすのは腰椎の後方に位置する黄色靭帯、棘間靭帯、棘上靭帯です。
加齢や過労などでこれらの靭帯が変性や肥厚などで硬くなると腰椎の可動域に制限をかけたり、脊髄を圧迫したりします。
また仙腸関節(仙骨と寛骨の間の関節)を補強している靭帯のアンバランスによっても腰痛は発生します。
原因となるのが仙腸関節前面の前仙腸靭帯、関節後面の骨間靭帯、後仙腸靭帯です。
これらの靭帯が姿勢による捻じれなどによって硬くなると、仙腸関節間に負荷がかかり腰痛や骨盤の歪みに影響します。
3.筋・筋膜性
最後に腰部の筋肉及び臀部の筋肉です。
主に原因となりやすいのは腰部では脊柱を支える起立筋群。
臀部は殿筋群。
大腿後面のハムストリングスなど。
これらの筋肉が姿勢や運動の負荷によって疲弊、緊張して腰の痛みとなります。
特に殿筋の深層部にある梨状筋やハムストリングスは坐骨神経が走行している為これらの筋肉が緊張すると坐骨神経痛として症状が現れることがあります。
如何でしょうか。
このように腰痛は腰椎、骨盤周りのバランスと深く関連しています。
当院はこれらの問題を探りながら施術しております。
腰のお悩みにお困りの方はお気軽にご来院くださいね。