2023年10月お客様の傾向
2023/10/31
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
10月も今日で終わりです。
今年も残すところあと2カ月。
本当に一年経つのが早いです。
さて、今日はこの一か月のお客様の傾向を見ていこうと思います。
今月は先月や先々月と比較するとまだお客様の疲れは幾分ましでした。
肩凝りや首凝り、巻き肩などデスクワークでよく出る疲れ。
腰や股関節の疲れなど立ち仕事でよく出る疲れ。
主に見受けられたのはこれら仕事の中での姿勢疲れでした。
今日はこの姿勢疲れから来る体の歪みについて語っていきましょう。
まず姿勢疲れの原因です。
これは長時間同じ姿勢でい続けるところから来ています。
どのような姿勢にもその姿勢を維持する為には関節の動きが必要です。
そして関節は動きをなす際、必ず収縮する筋肉(主動筋)があり、また反対に伸張する筋肉(拮抗筋)もあります。
簡単な例を挙げると、肘を曲げる動作をする時上腕の二頭筋(力こぶの筋肉)が縮まり、その背面にある三頭筋が引っ張られて伸長します。
また逆に肘を伸ばすと拮抗筋であった三頭筋が今度は収縮して主動筋になり、二頭筋が拮抗筋に変わります。
つまり普段の姿勢で取る動作の中には必ずこのような収縮する筋肉と伸長する筋肉が存在するのです。
動作に働く筋肉は一つの姿勢を維持する為に力を使い、その姿勢が長ければ当然疲労します。
平たくいうと、その動作によって収縮した筋肉、伸張した筋肉。
これらが緊張と疲労の末に硬くなり体を歪ませるのです。
歪みを取るにはその歪みの原因となっている動作を見極めることが大事です。
普段どのような姿勢でいることが多いか?
疲れが気になる関節の動きはどうなのか?
これらのことをお客様からお聞きし、問題になっている筋肉を判断していきます。
収縮して固まっている筋肉は柔軟性不足。すなわちストレッチが必要です。
また伸張したまま疲労している筋肉、これは主動筋の引っ張りに負けているわけですから筋力不足。
運動して動かして主動筋として使えるよう筋力強化をしないといけません。
当院ではこうした目線で体の歪みや疲れとなっている個所を見ています。
施術の中にストレッチや関節運動を多く含めているのはその為です。
体の歪みや姿勢疲れでお悩みの方はお気軽に当院へご相談くださいね。
それでは来月もよろしくお願いいたします。