ストレスが体に及ぼす影響
2021/07/08
こんにちは。
神戸元町リリーフ整体院です。
7月になってから雨ばかりで少々うんざりしている今日この頃。
これはストレスです。
早く梅雨が明けてほしいですよね。
さて。今日はこの『ストレス』について述べていきたいと思います。
私達が現在生きているこの社会は『ストレス社会』とちまたではよく言われます。
『ストレス』の医学的定義は外から刺激を与えられたときに生体に生じる反応(歪み)のことを言います。
ではこのストレスが過度に溜まってきたらどのような影響が体に出てくるのでしょうか?
今日はストレスによって発症する疾患をいくつか見ていこうと思います。
(1)ストレス性潰瘍
主に胃や十二指腸にできやすく、腹痛や下血が生じます。
『潰瘍』とは皮膚や粘膜などの組織の一部に欠損が生じることです。
例を挙げると、『胃に穴があく』というのは胃潰瘍の悪化した状態です。
(2)過呼吸症候群
不安や緊張などの精神的ストレスによって生じる発作的呼吸困難です。
呼吸が速くなり、息苦しさやめまい、胸の痛み、手足などの筋肉の痺れも起こります。
(3)過敏性大腸症候群
大腸の運動亢進、分泌亢進によって、腹痛や下痢、便秘、腹部膨満などが起こります。
症状によって下痢型、便秘型、下痢便秘交代型に分類されます。
(4)生活習慣病
生活習慣病もストレスによるところの要因が大きいです。
例えば、過食は内分泌系や代謝の異常を引き起こし肥満や糖尿病の原因となります。
また、睡眠が十分取れていない場合は高血圧の原因になります。
(5)自律神経失調症
自律神経失調症とは交感神経と副交感神経のバランスが崩れることによって出てくる症状のことです。
症状は倦怠感、頭痛、めまい、不眠、食欲不振などから、肩凝りや腰痛、背中の張りなど私達が日頃から悩まされているものまで様々です。
如何でしょうか。
とりあえず代表的なものを5つほど取り上げてみました。
この他にもまだまだストレスが原因で発症する疾患はあるのですが、これだけ見てもやはりストレスというのは人間の体に大きな影響を及ぼすものだということが分かると思います。
仕事や人間関係、生活環境など至るところにストレスとなる要因は存在しますが、私達は自分の健康を管理していく意味でも、それらのストレスとうまく付き合っていく必要があります。