神戸元町リリーフ整体院

投稿

お電話 ネット予約
コラム

『噛み締め』の癖に気をつけましょう。

2020/10/31

こんにちは。

神戸元町リリーフ整体院です。

先日の記事にも書きましたが今週は歯が腫れて休んでしまいました。

奥歯に亀裂が入って治療中なのですが、今まで歯の痛みに対して悩みがあまりなかった自分にとってはかなりしんどい経験でした。

今はすっかり良くなって仕事も問題なく出勤できていますが、腫れた当初は正直まさか歯で寝込むことになるとは思いもよりませんでした。

 

今回は歯に亀裂が入った原因を皆さんにもお伝えしていきたいと思います。

自分はよく寝ている時、歯ぎしりや歯噛みをする癖があって、つまり口の中で噛み締める習慣があります。

その習慣が日頃から奥歯に負担がかかっていると通い付けの歯科医さんに言われました。

気を付けないといけないのは虫歯だけではなかったんですね。

実際噛み締めによる歯の損傷で、歯を抜かないといけなくなる事例も少なくはないそうです。

その話を聞き、またその後自分自身歯の痛みで寝込んだので、噛み締めの習慣がどれだけ自分達にとってストレスのかかることだったか身をもって痛感しました。

 

さて。この『噛み締める』癖。

実は歯が悪くなるだけではありません。

そして多くの人がこの癖を持っています。

施術をしている時、肩や首の凝りがあるお客様から『顎もしんどいんですよね』という話をたまに聞きます。

彼(彼女)らの顎の付近を指で触ると、顎の筋肉が緊張しているのがよくわかります。

顎の筋肉は、『咀嚼筋』(そしゃくきん)と言います。

いわゆる口の閉口に使う筋肉です。

咀嚼筋は上顎骨と下顎骨を繋ぐ顎関節を中心についており、以下の4種類の筋肉で構成されています。

 

 

位置的には頬から奥歯より外側。及び側頭部。

筋の拘縮が著しい人はこのあたりを触るだけでもかなり痛いです。

咀嚼筋の作用は口の閉口なので口を閉じているだけで筋が緊張しやすく、この筋が硬くなると、口が開けにくくなります。

『噛み締め』に最も影響が出やすい筋肉なんですね。

咀嚼筋の緊張がひどくなると首周りにある筋にも影響しますし、顎関節症の原因にもなります。

 

このように『噛み締め』の癖は歯だけではなく、咀嚼筋の緊張にも繋がります。

顎が硬くなり過ぎて、その硬さが首周りにも及んで首がしんどい。というのも実際にあります。

皆さんが何気なく使っている顎関節ですが、悪くなると様々な面で問題が生じてくるので注意が必要です。

関連する記事

©2020 relief, Inc.
TOP